インド発AI企業フラクタル、世界進出へ資金調達

インドのAI分析企業Fractal Analyticsは、$170 million（約1,461 Crルピー）を調達し、企業価値を$2.44 billion（約20,978 Crルピー）に引き上げました。公開市場を目指す同社は、長期投資家であるApax Partnersからの6%の株式を第二次的に販売しました。購入者には22の投資家やTrust Investment Advisorsによって助言されたファンド、White Oak Capital Management、Gaja Capital、Neo Asset Managementが含まれています。

またフラクタルは、$400-$500 millionを目指したIPO（新規公開株）によって株式を上場し、企業価値は約$3 billionに近づく見込みです。さらに、株式公開準備として、Morgan Stanley、Kotak Securities、Axis Securitiesの銀行家を起用し、市場監視機関への草案提出が期待されています。

2000年に創業したFractal Analyticsは、コンピュータビジョン技術や機械学習、量子コンピューティング、認知自動化、対話型AIなどの分野で活動しており、アメリカ（収益の70%）、欧州（20%）、オーストラリア、中東、インド（10%）にビジネス拠点を持っています。

新たに調達された資金は、ジェネレーティブAIサービスのポートフォリオ拡大、研究開発、グローバル展開、既存のローンの前払いに充てられます。フラクタルは、英語とインド言語でテキストから高品質な画像を生成するIndia’s first text-to-image diffusion model Kalaido.aiを開発し、注目を集めています。

出典 : https://economictimes.indiatimes.com/tech/funding/ipo-bound-ai-company-fractal-bags-170-million-at-2-44-billion-valuation/articleshow/122455396.cms