インドVCシーンの新たな動き：元ネクサス幹部が新ファンドで150Mドルを調達

元ネクサス・ベンチャー・パートナーズの幹部であったサミール・ブリジュ・ヴァーマ氏が、北米のカピタル・マーケットへの新たな一歩として、150Mドルの新しいソロ・パートナー・ファンド「ノースポイント・キャピタル」を立ち上げました。
彼の新しいファンドは、初期段階のスタートアップへの投資に焦点を当て、15〜20のスタートアップに100万ドルから800万ドルの出資を行います。また、ファンドは、フォローオンラウンドにおいて選択的な投資も行うことに開放的です。
ノースポイント・キャピタルは、世界的なエンドウメント基金、財団、ファンド・オブ・ファンズ、機関投資家からのコミットメントを受け入れており、ファンドの90％が外国投資、残りは国内の家族経営オフィスと個人投資家からのものです。

この動きはインドのベンチャーキャピタル業界全体にとっても良い知らせであり、大手VCが慎重になっているにもかかわらず、新たな資金として大量のキャピタルを得ることができるでしょう。
過去1年以上にわたり、アクセル・インディア(650Mドル)、ベッセマー・ベンチャー・パートナーズ(350Mドル)、ステラリス・ベンチャー・パートナーズ(300Mドル)など複数のファームが、新しいインド重視のファンドを閉鎖、あるいは調達過程にあります。
投資銀行DCアドバイザリーの最近の報告によると、ファンドレイジングは「競争が激しくなっており、実績のある大手ファンドに対する限定パートナーの関心が高まっている」とされています。

出典 : http://economictimes.indiatimes.com/tech/funding/sameer-brij-vermas-solo-fund-northpoint-raises-150-million/articleshow/122668790.cms