インド発、監視カメラの未来を担うスタートアップの挑戦！

ケララに拠点を持つ新興企業Netrasemiが、CCTV機器の供給チェーンを国内生産化に向けて動き出しました。戦略として、Zoho CorporationsやUnicorn India Venturesから107 Crルピーの資金をSeries Aラウンドで調達したことが明らかになりました。
Netrasemiは、半導体回路、いわゆるシステムオンチップ（SoC）の開発に注力しており、監視カメラや産業用ロボット、スマートホームや小売業向けのデバイスなど、モノのインターネット（IoT）製品のコンピューティングを可能にしています。

2020年に設立された同社は、ビデオおよびAI処理をクラウドに依存することなく端末内で直接処理できるSoCを開発しています。現在は、ビデオ解析チップとIoTセンサー向けのマイクロコントローラーチップの2つのSoC製品をプロトタイピング段階で開発しております。
また、この資金は新しいバリアントの研究開発、製造能力の拡大、マーケティングへの投資に役立てられる見込みです。

インド政府がCCTVの供給チェーンの国産化を推進している中、国内の規制強化と信頼性の高いインドメーカーとしての立場が、国内外の市場での需要を後押ししていると、Netrasemiの共同創設者であるJyothis Indirabhaiは述べています。
Zohoは、ロボティクス技術を有するNetrasemiへの投資を通じて、Keralaに拠点を置くスタートアップへのポートフォリオを拡大するとともに、共同の研究開発プロジェクトに協力する計画です。

出典 : https://timesofindia.indiatimes.com/business/india-business/edge-ai-chip-startup-netrasemi-raises-rs-107-crore-from-zoho-unicorn-india-ventures/articleshow/122889785.cms