インド急成長スタートアップZepto、展開拡大とIPOに向けた一歩

インドを拠点とするクイックコマース企業Zeptoが、アーメダバードを中心としたサービス展開を強化しています。アーメダバードには9つのダークストアを展開し、さらにバドーダラ、スラット、ラジコットなど他の地域への進出を計画中です。また、FMCGや食品雑貨に加え、消費者商品の幅広い品ぞろえを目指しています。地元ブランドや農家との提携を深め、美容、電子機器、ファッションなど多様な商品を提供していく方針です。

Zeptoはすでにアーメダバード、ムンバイ、ベンガルール、デリーNCR、チェンナイ、ハイデラバードを含む16の大都市で運営しており、インドの迅速なデジタル経済を生かした国内展開を狙っています。IPOを目前に控え、資金調達を進めており、最近では$340Mnを調達しました。同社の評価額は$5Bnに達しています。

現在、Zeptoは様々な取り組みを進めながらIPOに向けての準備を進めており、2025年8月のインド市場への上場を目指して活発な話し合いが行われているとされています。
この動きは、フェスティバルシーズンを前に新しいオファリングの実験を行うクイックコマース企業の傾向と一致しています。
他の大手企業も、電子機器やファッションなど、より大きな価格帯の商品を取り入れるなど、商品ラインナップの拡充を進めています。

出典 : https://inc42.com/buzz/amid-quick-commerce-boom-zepto-takes-its-services-to-gujarat/