インドのフィンテック大手Navi、新たな挑戦へ

Flipkartの共同創業者サチン・バンサルが立ち上げたフィンテックベンチャー、ナビ・テクノロジーズ社が、PhillipCapitalの主導するデットファンディングラウンドを通じて170 Crルピーを調達し、市場での存在感を強めています。同社はバンガロールに本拠を置き、ナビ・フィンサーヴやナビ・テクノロジーズなどグループ企業を通じて住宅ローンや個人ローン、健康保険、ミューチュアルファンド、UPIベースの支払いサービスなど、幅広い金融サービスを提供しています。

2025年6月時点でナビはインド第四位のUPIアプリを運営しており、406百万トランザクションを処理し、21,814.5 Crルピーの取引額を誇っています。バンサルはフリップカートをウォルマートに売却後、得た資金をナビの設立に注ぎ込んでおり、経営体制の変更に伴い、ナビグループの執行会長への移行を宣言しました。

しかし、ナビ・フィンサーヴ社は、過剰なローンの価格設定を含む複数の問題点を指摘された結果、インド準備銀行（RBI）よりローンの承認と貸付を一時停止させられました。しかし、同社の是正措置により、同年12月に制限が解除されています。

ナビは最近の財務報告で、前年度に比べて増加した2,812 Crルピーの収入を報告したほか、169 Crルピーの純利益を達成しています。これにより、さらなる成長と新たなマイルストーンへの期待が高まっています。

出典 : https://economictimes.indiatimes.com/tech/funding/sachin-bansals-navi-technologies-raises-rs-170-crore-via-debt-round/articleshow/122949689.cms?UTM_Source=Google_Newsstand&UTM_Campaign=RSS_Feed&UTM_Medium=Referral