インド発スタートアップ、ユニコーンへの道―M2P Fintechの新たな挑戦

M2P Fintechは、銀行向けのソフトウェアサービスを提供する会社です。
現在、プライマリーとセカンダリーの取引を含む約8000万ドルの資金調達ラウンドの締め切りに近づいています。
このラウンドは、アフリカ中心の投資会社Helios Investment Partnersがリードし、Bank Muscatも参加しています。
Heliosは約5000万ドルを投資し、M2Pの6.5％近くの株式を取得する予定です。

M2P Fintechの既存の投資家も資金調達に参加している一方で、初期投資家であるBeenextは、その株式の一部を天使投資家と共に売却しようとしています。
この資金調達が終わると、銀行の基幹業務ソフトウェア、デビットカードソリューション、さまざまなクレジット業務を扱うM2P Fintechの価値は、8億5000万から9億ドルにまで高まり、ユニコーン企業への道を確実なものにすると見られています。
「M2Pはインド外での事業拡大に注力し、中東とアフリカ市場でのビジネス強化を目指しており、そこでHeliosが投資家として参画し、中東の主要な貸し手も同社への出資に関心を寄せています」と、事情に詳しい人物が話しています。
2022年1月の資金調達ラウンドで、M2P Fintechは5600万ドルを調達し、その後の評価額は約6億ドルでした。

出典 : https://economictimes.indiatimes.com/tech/funding/saas-firm-m2p-fintech-inches-closer-to-unicorn-status-with-80-million-raise/articleshow/113501378.cms