インド発、医療ITスタートアップが世界へ飛躍！利益上昇と国際展開でIPOも視野に

インド・ベンガルールを拠点とするデジタルヘルス企業のPractoが、連続6四半期の収益性を背景に、国際市場への展開を加速しています。2024-25年度は初の年間営業利益を記録し、前年度に比べてEBITDA（税引き前利益）で15 Crルピーの黒字を達成しました。これは、17 Crルピーの運営損失からの大きな転換であり、収益は234 Crルピーに達し、GMV（総取引額）は3500 Crルピーと安定しています。
Practoはインドの640以上の都市に500万人の患者を有し、約5Lakh人の医師ネットワークを構築。Care Navigationを主力とし、この分野での収益は年間30％成長しています。業績はさらに好転し、営業利益率もFY24の40％からFY25には46％へと上昇。
また、PractoはAIを活用したウェルネスソリューションを通じて、医師と患者の体験向上に努めています。特に、テレメディシンを利用した患者の78％が3週間で健康を取り戻したとのデータも公表。さらにUAEへの進出後、数週間で50,000人の活動的な月間ユーザーを獲得し、目に見える成功を収めています。次なる一手として、カナダやオーストラリアでの展開も計画中で、収益性を保ちつつ国際収入を倍増させる目標を掲げています。
そしてPractoはIPOを準備中であり、健康成果を重んじるAI技術を駆使して、グローバルなデジタルヘルスプロバイダーとしての地位を確立することを目指しています。

出典 : https://www.businessoutreach.in/practo-global-expansion-healthtech/