インド政府、電動バスやトラック向け「PM E-Drive計画」の期限を2028年まで延長

インドの政府は、電動バス、救急車、そして電動トラックを対象とする「PM E-Drive計画」の有効期限を2年延長し、2028年3月までとすることを発表しました。このスキームには、10,900 Crルピーの予算がそのまま維持されていますが、追加の予算は割り当てられないと重工業省は述べています。資金が尽きた場合は、予定されている終了日を待たずして計画は終了することになります。

また、重工業相のHD Kumaraswamy氏は先月、この計画のもと、電動トラックに対する補助金を促進するポータルを開設したことを発表しました。ディーゼルトラックが総車両のわずか3%を占めていながら、交通関連の温室効果ガス排出量の42%と大気汚染の悪化に大きく寄与しているとし、電動トラックへの切り替えを推進するために最大9.6 Lakhルピーのインセンティブが提供されています。約5,600台の電動トラックの展開を支援するこの計画は、500 Crルピーの予算が投じられています。

デリーでは1,100台の電動トラックに向けた専用の予算100 Crルピーが確保され、古いトラックのスクラップ証明書を提出する必要があります。この証明書は、承認された解体センターから購入することが可能です。このような取り組みが、インドにおける温室効果ガス削減と交通の電動化を加速させることが期待されています。

出典 : https://auto.economictimes.indiatimes.com/amp/news/industry/government-extends-pm-e-drive-scheme-for-electric-vehicles-until-2028/123199309