フィンテックユニコーンMobiKwikが上場に向け準備完了

今年、デジタルバンキングプラットフォームMobiKwikはインドの新興企業公開市場（IPO）での株式新規公開を目指し、700億ルピーを調達する計画を再提出しました。MobiKwikは2023-24年度に前年度の大幅な赤字から回復し、14.1億ルピーの利益を得ています。同社の運用収益は前年度に比べ62%増の875億ルピーへ急成長し、新たな事業成長に支えられています。

創業者のBipin Preet SinghとUpasana Takuにより2009年に設立された同社は、消費者と事業者両方に多岐にわたる金融製品を提供しています。しかし、経費も前年度に比べ37%増加しており、特に決済ゲートウェイコストは295%の大幅増となっています。

市場では新たにベンチャーのIPOが活発化しており、多くの新世代テックスタートアップが公開市場へ乗り出しています。MobiKwikは当初、1,900億ルピーの資金をIPOで調達するとしていましたが、市場の不安定さから計画を延期し、現在はIPO規模を大幅に縮小し新たに株式を発行します。

出典 : https://inc42.com/buzz/ipo-bound-mobikwik-turns-profitable-in-fy24-revenue-surges-62-to-inr-875-cr/