インド、電動車両産業の自立を目指す—リチウムイオンバッテリー依存からの脱却

インド政府は、電動車両（EV）部品のアジア諸国からの依存を減らすための動きを加速しています。生産連動インセンティブ（PLI）スキームの下、4社に合計40 GWhの進化型化学セル（ACC）の生産能力の設定が承認されました。
このうちの一社は、既に1 GWhの能力をパイロットプログラムの一環として設置しています。
さらに、インド政府は、重要な鉱物資源を確保するための取り組みを進めており、国家重要鉱物ミッション（NCMM）を承認。
これは7年間で16300 Crルピーの予算を投じ、予想される投資額は18000 Crルピーです。

また、インドはオーストラリア、アルゼンチン、ザンビア、ペルーといった鉱物資源に富んだ国々との鉱物協力協定を結んでいます。
Khanij Bidesh India Ltd（KABIL）という共同事業体はアルゼンチンで5つのリチウム鉱区の探査契約を締結、オーストラリアでもプロジェクトを探索しています。
これらの取り組みは、中国に集中したバッテリー産業のリスクにさらされているインドのEVセクターの供給チェーンリスクを軽減することを目指しています。

出典 : https://auto.economictimes.indiatimes.com/news/auto-components/india-takes-bold-steps-to-reduce-dependency-on-china-for-ev-battery-production/123278824