インド発、グローバル市場に挑む新鋭企業Transakの成長戦略

インド出身のソフトウェアエンジニア、アガルワル氏、およびフィンテック製品設計のバックグラウンドを持つ英国とレバノンの起業家、スタート氏によって2019年に設立されたTransakは、フィアットからクリプトへの支払いインフラを提供するマイアミ拠点の企業です。
Transakは最近、Tether Holdings Ltd.とIDG Capitalをリードとする資金調達ラウンドで1600万ドルを調達しました。他に投資に名を連ねたのは、Primal Capitalや1kx、Protein Capitalなど多岐にわたるベンチャーキャピタル企業です。

同社は、世界75カ国で政府発行の通貨とステーブルコインの間を移動する決済レールを構築し、450以上のデジタルウォレット、暗号通貨取引所、分散型金融プラットフォームにそのアプリケーションプログラミングインターフェイスを組み込むことで、地域の支払い方法や銀行振込、カード、仮想IBANを介して取引できるようにしています。

資金は、安定したステーブルコイン決済スタックの拡大と、特にドルに連動するトークンがローカル通貨の変動に代わる代替手段として普及しつつある地域での市場参入に使われる予定です。Transakはこれまでに20億ドル以上の取引を処理し、米国、英国、EU、カナダ、オーストラリア、インドでの規制承認を取得しており、リテール市場と機関市場の両方にサービスを提供する体制を整えています。

出典 : https://www.citybiz.co/article/731641/transak-raises-16-million-to-expand-stablecoin-payments-infrastructure/