インド市場を席巻するか?! マルチ・スズキから新EV「e-Vitara」登場

マルチ・スズキ・インディアは、インド市場に初の電気自動車「e-Vitara」を導入する準備をしています。この新型EVは、2025年のバラット・モビリティ・グローバルエキスポで発表され、8月26日に生産が開始されます。
その後すぐに製品の発売が予定されています。e-Vitaraは、ヒュンダイ・クレタ・エレクトリックやタタ・カーヴEV、マヒンドラBE 6、MG・ウィンザーEVと競合します。

デザインは最新のトレンドを取り入れ、LEDプロジェクターヘッドライト、Y字型のLEDデイタイムランニングライト（DRL）、フォグランプが特徴です。従来のラジエーターグリルは不要となり、サイドにはブラックのクラッディング、18インチの空気力学に優れたアロイホイールが装備されます。

内装にはデュアルスポークのステアリングホイールと、10.1インチのタッチスクリーンインフォテインメントシステム、10.25インチのデジタルインストゥルメントクラスターが含まれるダブルスクリーン構成があります。その他、パノラマサンルーフや10方向調整可能なドライバーシート、通気性のある前席なども備わっています。

e-Vitaraのバッテリーは、49 kWhと61 kWhのオプションがあり、49 kWhのバッテリーはWLTPレンジで最大344kmを実現し、61 kWhのバッテリーは前輪駆動と全輪駆動のオプションで、前輪駆動では最大426km、全輪駆動では395kmの範囲を提供します。

充電時間はバッテリー種別によって異なり、49 kWhバッテリーは7 kW AC充電器では6.5時間、11 kW充電器では4.5時間で、61 kWhバッテリーはそれぞれ約9時間と5.5時間かかります。両バッテリーパックはDC急速充電器を使用すると45分で80%まで充電できます。インドにおける次世代EVの動向に注目が集まっています。

出典 : https://auto.hindustantimes.com/auto/electric-vehicles/maruti-suzuki-e-vitara-first-production-unit-to-be-produced-on-26-august-41755232076701.html