インド発AIスタートアップの躍進と今後の課題

インドの成長著しいAI産業が直面する資金調達のジレンマについて、Nasscomの最新レポートが詳述しています。2025年上半期にはGenAI（生成的AI）スタートアップが前年比30％増の9億9千万ドルを調達した一方で、特に後期段階の投資は慎重な姿勢が続いています。
コンピュータの高い処理コストやインフラの課題が大きな障壁となっており、これが大型資金調達のハードルになっていると創業者たちは指摘しています。
それでもなお、インドのGenAIスタートアップ数は3.7倍に増加し、890を超える企業が関連するアプリケーション開発に注力しています。
しかし、世界との競争を勝ち抜くには、資金調達のギャップを埋め、インフラのボトルネックを克服する必要があります。
Nasscomは共同資金モデルや税制優遇などを含む国家的なGenAI戦略を勧告しており、こうした手法がイノベーションのリスクを減らし、商品化を加速するとしています。
インドのスタートアップには世界的なリーダーになるチャンスがありますが、そのためには今の課題を乗り越える必要があるのです。

出典 : https://www.entrepreneur.com/en-in/news-and-trends/funding-infra-gaps-persist-as-indias-genai-ecosystem/496026