インドのエドテック企業「Physics Wallah」が株式上場へ—その野望と教育業界の未来

Physics Wallahは、株式市場の注目を集めるインドのエドテック企業です。
彼らは数日前、シリーズBラウンドでHornbill Capital主導のもと、2億1000万ドルを調達しました。
引き続き、上場計画を積極的に進め、先月には28億ドルと評価された価値を超えることを狙っていると言われています。

物理学を中心にした教育サービス提供者で、K-12生徒向けのオフライン及びハイブリッドセンターをインド全土の105都市で運営しており、様々な試験の準備コースやスキル習得コース、留学サービスも提供しています。

しかし、エドテック産業はパンデミックが去ると同時に不確かな状況にあります。
学校の再開により、多くのスタートアップがオフラインモデルの実験に走りましたが、資金調達の冬が訪れると資本が枯渇し、多くの企業が損失を抱え込みました。
BYJU’SやUnacademyのような企業は大量解雇を余儀なくされる中、Physics WallahはIPOに向けて積極的に動いており、他のスタートアップも市場の良好なセンチメントと投資家の関心により、上場を目指しています。
この動きは、インドのスタートアップが新たな展開を迎える予兆かもしれません。

出典 : https://inc42.com/buzz/ipo-on-the-cards-physics-wallah-seeks-investment-bankers-for-market-debut-in-2025/