果敢な挑戦！Liciousの未来とIPOへの道

インド発の肉・魚介類宅配プラットフォーム「Licious」の共同創設者Abhay Hanjura氏とVivek Gupta氏は、公開を急がず、2027年から2028年を目安にIPO(株式公開)への展望を語りました。ET Soonicorns Summit 2025でのファイヤーサイド・チャットにおいて、Hanjura氏は、「私たちは長期的な事業を営んでおり、IPOは終わりではない」と述べました。
Gupta氏は、同社が今後6〜8ヶ月で黒字化を実現し、年40%の成長を目指していることも付け加えました。

財務年度24では、収入が前年比8%減少したものの、損失は44%減の294Crルピーにまで縮小しました。この収入減少は一部、Dunzo等の流通チャネルの閉鎖やモダントレードへの露出減少によるものです。評価額は2023年時点で15億ドルのユニコーン企業となったLiciousですが、創業者たちはその評価額に関する議論を「逸脱」とみなし、Gupta氏は「ユニコーンになるためにこの会社を起業したわけではない…それはあまりにも多くのプレッシャーだ」と述べています。
更に同社はオムニチャネル小売に力を入れていく計画で、数年内にオフラインストアを500店舗まで倍増させ、今年だけでも50〜100の店舗を増やす予定です。

ブランドの売り上げの約85%は自社ウェブサイトを通じており、残りはオンライン食料品やクイックコマースのプラットフォームが占めています。しかし、暗い店舗での限られた陳列スペースのため、需要のあるSKU(商品管理単位)のみSwiggyが取り扱っているため、クイックコマース市場での存在感はまだそれほどではありません。
Hanjura氏は「自らをどのプラットフォームからも遠ざけているわけではない。われわれの製品は温度に敏感で、肉は2日の賞味期限しかなく、300種類もの商品がある。」と語りました。

出典 : https://economictimes.indiatimes.com/tech/technology/licious-founders-push-ipo-to-2027-28-call-unicorn-tag-a-digression/articleshow/123468591.cms