インド金融テックの新時代：Stockalの戦略的買収でクロスボーダー投資の未来が拡大

フィンテック企業Stockalは、インドと世界の投資家がお互いの市場への投資を可能にするため、
Acruというインド金融製品への投資ソリューションを提供する会社を買収しました。
この取引により、Stockalは次の一年間で新たに500～1000クロールルピーの投資がインドに流れ込むことを期待しています。

Stockalはベンガルールに本拠を置くプラットフォームであり、Aroa Venture Partners、July Ventures、HDFC Securitiesなどが投資家として名を連ねています。買収の金額は未公表ですが、
クロスボーダー投資の完全な解決策を提供するための戦略的な動きだと語っています。
インドの投資家はStockalを通じて6000以上の世界的な証券へアクセスができるようになり、一方でNRI（非居住インド人）や外国人投資家もインド市場への投資が容易になります。

また、Stockalはインドネシア、マレーシア、ベトナム、ガーナ、ナイジェリアなどの新興経済圏への進出を計画しており、すでにUAE、カタール、オマーン、サウジアラビアでのパートナーシップも組んでいます。
インドのクロスボーダー投資市場は、複数のフィンテック企業がサービスを拡大している中で、盛り上がりを見せています。

出典 : https://inc42.com/buzz/stockal-marks-maiden-acquisition-with-acru-to-push-its-cross-border-investment-play/