インドの地方向けECスタートアップCityMall、新たな資金調達で突き進む

インドで非大都市地域を対象としたコミュニティ型電子商取引スタートアップであるCityMallが、シリコンバレーのベンチャーキャピタル、Accel主導の下、新たに4700万ドルの資金を調達しました。
このラウンドには他にも、Waterbridge Ventures、Citius、General Catalyst、Elevation Capital、Norwest Venture Partners、Jungle Venturesなど、既存の投資家も参加しています。
共同創業者であるAngad Kikla氏によると、4100万ドルがエクイティで、残りが借金として調達されたとのことです。
この資金調達後、CityMallの企業評価額は3億2000万ドルに達しており、2022年にNorwest Venture Partnersから7500万ドル調達した際の評価額と変わりません。

この資金は、市場への浸透強化、周辺地域への拡大、プライベートブランドとブランドパートナーシップのポートフォリオの成長、そして新しい才能の採用に充てられる予定です。
Kikla氏は、「インドでは多くの人々が電子商取引を利用し始めていますが、食料品のカテゴリの浸透率は非常に低く、2%未満にとどまっています。」と語り、特に都市部の裕福な消費者が速達サービスを通じてオンラインで食料品を購入しているが、オンラインで食料品を購入するインドの大衆市場は依然として手つかずであることを指摘しました。

CityMallは、家庭用品、キッチン用品、小型電子製品、一般商品などの商品を提供しており、プライベートラベルの商品や地域ブランドの選定を通じ、一般市場向けの手頃な価格で提供しています。
また、事業は予測可能で、拡張可能かつ利益を上げられるという「製品・市場適合」を果たしており、デリーNCRやハリヤーナ州をはじめ、北インドのさまざまな地域で運営しています。
現在までに総額1億6500万ドルを調達しています。
なお、FY24年の総収入は378 Crルピーから459 Crルピーに増加しました。

出典 : https://economictimes.indiatimes.com/tech/funding/community-ecommerce-startup-citymall-raises-47-million-at-flat-value/articleshow/123636551.cms