インドAI企業Krutrim、大規模リストラで今後はどうなる？

インドのAIスタートアップKrutrimが、言語チームの約50人を解雇しました。これには、ベンガル語やマラヤーラム語、パンジャブ語などの地域言語を担当するチームリーダーやトランスクライバーも含まれており、これが6月以来の3回目のリストラとなります。
これまでに200人以上が同社を去り、リーダーシップの退職も含めています。現在、同社は最大規模の言語モデルであるKrutrim 3を開発中で、これは多数のパラメーターを持つモデルとなる予定です。

Krutrimの広報担当者によると、このリストラは戦略的な再編の一環であり、よりスリムで機動的なチームを構築するためのものだそうです。しかし、テキストから音声への変換プロジェクトを担当していたキーパーソネルの退社により、言語チームはほとんどが抜け殻状態になり、プロジェクトの進行について疑問が投げかけられています。
リーダーシップの退社に関しては、2025年4月以来、少なくとも6人の幹部が辞職しており、KrutrimのクラウドサービスやLLM製品が技術的に成熟しておらず、十分な受け入れを得られていないと報道されています。
また、AIアシスタントKrutrimは、6月のリリース以来、センサータワーのデータによると207,000回ダウンロードされています。Krutrimは2024年にZ47 Partnersから5,000万ドルを調達し、ユニコーンステータスを獲得しました。創業者は今年早々に2,000Crルピーを投資し、来年には10,000Crルピーにまで増やす計画を発表しています。

出典 : https://m.economictimes.indiatimes.com/tech/artificial-intelligence/third-round-of-layoffs-more-leadership-exits-hit-krutrim/articleshow/123642927.cms