インドの高級車市場に変革の波、GST改革で何が起こる？

インド政府の税制パネルが、高級電気自動車（EV）に対して消費税率（GST）を現在の5%から最大28%へ大幅に引き上げる提案を行っています。特に、テスラやメルセデスベンツ、BMW、BYDなどの高級車メーカーが影響を受ける見込みです。

価格が₹20 lakhから₹40 lakh（約23000ドル～46000ドル）の電動車にはGSTを18%に上げ、46000ドル以上の車両には28%を提案しており、これらの車両が社会の上層部に提供され、ほとんどが輸入に頼っていることが理由です。

しかし、ナレンドラ・モディ首相はGSTの28%税率枠を完全に廃止することも提案しており、GST理事会は、9月3日から4日の会合で、高級EVを18%のカテゴリーに入れるか、新設される可能性のある40%のラグジュアリーグッズ税枠に移行するかを決定します。

インドの電動車市場は現在小規模ですが、急速に拡大しており、タタモーターズやマヒンドラが市場リードを図っています。これに対して高級車メーカーは提案された税率引き上げによるコスト増加に直面する可能性があります。GST理事会の決定は、EV普及を促進する一方で、輸入依存の高級車セグメントから国内産業を保護するインドの課題にどのようにバランスを取るかのトーンを決めることになります。

出典 : https://auto.economictimes.indiatimes.com/amp/news/passenger-vehicle/india-considers-gst-hike-on-luxury-electric-vehicles-impact-on-tesla-and-global-carmakers/123655316