インドから欧州への電動化の波！スズキの新型e-Vitaraが安全性評価で躍進

スズキの初の全電動コンパクトSUVであるe-Vitaraが、ヨーロッパの新車アセスメントプログラム（Euro NCAP）において、クラッシュテストの安全性評価で4つ星を獲得しました。
乗員保護の面では、77%という結果で、正面衝突テストでは乗客室が安定し、前席の膝と大腿骨に対する保護が高評価を得ました。しかしながら、背後からの衝撃において後席乗員の頭部と胸部の保護が気になる点とされました。

子供乗員のセキュリティも85%と高く、子供用ダミーに対する保護はフロントおよびサイド衝突テストにおいて素晴らしい成績を収め、チャイルドシートの設置も簡単でした。

弱者交通参加者の保護では79%という評価に。特に歩行者や自転車乗りの衝突回避に関しては、ダブルセンサーブレーキサポートIIが交差点での事故低減に優れた能力を発揮しました。

運転支援システムとしては、オートマチックブレーキ、アイモニタリングシステム、レーンサポート、インテリジェントスピードアシスタンスが72%で評価され、これらがドライバーの安全走行をサポートしています。

なお、インドからはすでに2900台のe-Vitaraがヨーロッパへと輸出されており、さらなる電動化の波が期待されます。

出典 : https://auto.hindustantimes.com/auto/electric-vehicles/suzuki-e-vitara-scores-4-stars-in-euro-ncap-crash-test-41757390296829.html