インド発、急成長スタートアップUrban CompanyのIPO成功への道のり

インドのアットホームサービスプラットフォームであるUrban Companyは、そのIPOが終了し、予想を大きく上回る注目を集めました。
特に機関投資家(QIBs)と非機関投資者からの強い支持を受け、申込みは提供株式の103.6倍に達しました。
申し込み総額は11,064百万株で、提供株式は107百万株でした。
機関投資家は140.2倍、非機関投資者は約74倍の申し込みをしました。
また、小売投資家は39.2倍、社員は36.7倍の割合で資金を提供しました。

この19,000 CrルピーのIPOは、株式一株あたり98ルピーから103ルピーの価格帯で開始され、企業の価値を約15,000 Crルピー（約1.7 billionドル）としました。
新規株式は472 Crルピー、Accel、Elevation Capital、Tiger Global、Vy Capital、Bessemer Venture Partnersなどの投資家からの売り出し分は1,428 Crルピーでした。

IPO前に、Urban CompanyはシンガポールのGIC、Fidelity、Norges Bankなどのアンカー投資家から854 Crルピーを調達しました。
また、別の株式売却で500 Crルピーの資金を得ています。

2014年に設立されたUrban Companyは、美容・健康（サロン、スパ、レーザー脱毛）や家の修理・メンテナンス（配管工事、電気工事、大工仕事、清掃、害虫駆除、家電製品、塗装）の2つのセグメントで事業を展開しています。
FY25では営業収入が38％増となり、1,144 Crルピーを達成、前年度の93 Crルピーの損失から回復し、240 Crルピーの純利益を記録しました。
IPOを経て、Urban Companyの株式は9月17日に市場に上場されます。

出典 : http://economictimes.indiatimes.com/tech/startups/urban-company-ipo-closes-with-104x-subscription/articleshow/123851998.cms