インドのMSME向け貸付大手Indifi、売上増にも不良債権で損失拡大

小規模な中小企業に貸付を行うインドのIndifi Technologiesが、財務年度25年の売上を前年度の294 Crルピーから360 Crルピーへと増加させたと報告しました。しかし、企業の損失は前年の27 Crルピーから45 Crルピーに拡大しています。これは、信用の悪化が原因の一つと同社創設者のアロク・ミタル氏は述べています。
彼によると、今後、損失率が一定のレベルにある場合、先行して十分な引当金を設置することで、将来的に大きな損失に直面するリスクを避けるとのことです。全体の経費は前の財務年度から23％増の428.72 Crルピーになりました。また、財勶コストの増加がそれを牽引しており、前年度の109 Crルピーから142 Crルピーに上昇しました。
市場の減速と規制検査の増加への対策として、FinTech企業が無担保ローンから担保ローンへと移行を進めている中、元々無担保MSMEローンを主に提供していたIndifiも、供給チェーン財務や担保ローン関連のビジネスに新たに二つの製品ラインを追加しました。
この新しい製品ラインは今後３年で月間給付額の20-25％に達する見通しです。

出典 : http://economictimes.indiatimes.com/tech/startups/indifis-revenue-rises-22-to-rs-360-crore-net-losses-widen-to-rs-45-crore/articleshow/123854824.cms