インドのテクノロジーシーンが熱い！移転＆IPOブームで注目集まる

インドの経済成長と株式市場の活況に伴い、モバイル広告企業InMobiが自国の市場で上場を目指す動きが見られます。InMobiはSoftBank Groupの支援を受け、広告をモバイルデバイスに表示するサービスを提供しており、昨年の売上は約$268 millionと安定した業績を保っています。
CEOのNaveen Tewari氏によると、同社はインド株式市場への信頼を新たにしており、2025年初めにシンガポールからインドに企業基盤を移す予定です。

インドの株式市場は、今年に入ってからNifty 50 Indexが13%上昇し、アジア太平洋地域を超えるパフォーマンスを示しています。このため、インド国外のビジネスフレンドリーな地域に拠点を置いていた複数のテクノロジー企業がインドへの「帰国」を進めています。例えば、デジタル決済プロバイダーのPine Labsがシンガポールからインドへ移転し、約$1 billionのIPOを検討中です。

インドのスタートアップ企業には、米国市場でIPOするだけの規模を持たない企業も含まれ、今後、少なくとも4～5社が2026年度までにインドで上場する可能性があります。この動向は、インドのビジネス環境改善や、中国からのグローバル資本の後退によってさらに後押しされています。
インドのテックブームが新たな局面を迎えており、国内外の投資家が注目している状況です。

出典 : https://www.businesstimes.com.sg/companies-markets/indias-first-unicorn-sets-sights-ipo-after-returning-home