インドのフィンテック市場を席巻するWalmart傘下Flipkartの新戦略

Walmartに支えられているインドの大手電子商取引企業Flipkartが、自社のフィンテック部門Super.moneyへの投資を加速しています。2025年に3000万ドルの追加投資を行い、貸し付けや株式取引、資産管理といった金融サービスを提供する方針を発表しました。
この投資は、インドの急速に増加する小売投資家ベース（2019年の3600万から2025年には1億9400万に増加）を活用することを目指しています。
インドのフィンテック市場は、1000億ドルと評価され、電子商取引企業たちが既存の顧客を保持するために金融サービスを取り入れて激しい競争を繰り広げています。
また、Super.moneyは2.75億の月間取引量を誇るUPIアプリであり、若者を対象とした株取引プラットフォームの開発にも注力しており、7億ドルを超える貸付けを行っています。
しかし、外部からの資金調達が必要であり、データプライバシーなどの規制上の課題もあります。
それでも、Flipkartの支援がSuper.moneyの大きな強みとなっています。Flipkartにとっての最新鋭フィンテック投資として、この動きは注目に値するでしょう。

出典 : https://voice.lapaas.com/flipkart-30-million-super-money-investment-2025/