インドの教育テックスタートアップ、Vedantuが2027年の上場を視野に資金調達

ベンガルールに拠点を置く教育技術（edtech）スタートアップのVedantuが、既存の投資家からのサポートと
ABC World Asia主導の下で、1100万ドルを転換社債を通じて確保したと発表しました。
転換社債とは、将来の株式に変換可能な短期借入金の一種です。
同社はこの資金を利用して新しいカテゴリーへの拡大を目指し、技術やAI、適応型コンテンツへの投資を行う計画です。
さらに、Vedantuは新規投資家との追加資本調達や、早期投資家の売却を可能にする二次売却についても交渉中とのこと。
共同創業者であるヴァムシ・クリシュナ氏は、今後の資金調達と二次売却がバランスシートを強化し、公開市場への上場に向けて進めるとコメントしました。

同社は2011年に設立され、21年にはユニコーン企業へと成長。1200人以上の教員を抱え、20万人以上の有料生徒にサービスを提供しています。
オンライン教育プラットフォームとしてスタートした後、100以上のハイブリッドセンターを運営するまで事業を拡大しました。

Vedantuは、25年度に284クロールピーの収益を上げ、前年から55%増加。また、キャッシュバーンを30%削減し、70クロールピーに抑えたことも明らかにしています。
クリシュナ氏によると、同社は25年3月に終了した四半期で利益を出し、収益は前年比67%増の90クロールピーに達したとのことです。

出典 : https://economictimes.indiatimes.com/tech/funding/edtech-startup-vedantu-raises-11-million-from-existing-investor-accel-others/articleshow/124143854.cms