インドの中古車販売プラットフォームSpinny、成長の兆し

インドの中古車市場が停滞する中、Spinnyが明るい兆しを見せています。
2025年度の運営収入は4,657 Crルピーと前年比25%の増加を報告し、主要経費の削減による損失の縮小も実現。
損失額は424 Crルピーで、前年度より28%減少しました。
この利益改善は、Spinnyの粗利益率の向上と運営損失の縮小によるものです。
具体的には、従業員費用を392 Crルピーから338 Crルピーに減らすことで、総経費の増加ペースが17%に鈍化しました。
また、利息費用が12%減、減価償却と償却費用も15%縮小しています。
資金繰りが厳しい時期を乗り越え、Spinnyは今年6月、1.7-1.8 billionドルの評価額で、170 millionドルの資金調達を実施。
これにはUS Accel Leaders Fundをはじめ、WestBridge CapitalやNandan NilekaniのFundamentumなどが参加しました。
前年の2021年12月にはユニコーン企業となる283 millionドルを調達。
競合他社にはSoftBank支援のCars24や、Peak XV PartnersのCarDekho、上場企業CarTradeなどがあります。
今後は自動車金融や保険、分類広告などの付帯収入源を強化していく動きが見られています。

出典 : https://economictimes.indiatimes.com/tech/startups/spinny-trims-losses-in-fy25-as-revenue-grows-25-to-rs-4657-crore/articleshow/124192533.cms