インドスタートアップ、栄光と試練の2025年

インドのテクノロジースタートアップのエコシステムは、2025年の前9カ月で7.7 billionドルの資金を調達しましたが、これは前年同期の10.1 billionドルから23％減少した数字です。それでもインドは、世界で3番目に多くの資金を調達した国としての地位を維持しています。各段階での資金調達傾向には大きな違いがあり、シードステージの投資は39％減となる727 millionドルに落ち込んだのに対し、アーリーステージは2.7 billionドルを調達し、レイトステージでも4.3 billionドルを集めましたが、これは前年比27％の減少です。

また、2025年の前9カ月には100 millionドル以上を調達したスタートアップが10社あっただけで、前年の16社から減少。しかし、メディアンのラウンドサイズは、前年の683,000ドルから倍増の1.5 millionドルになり、より成熟した資金調達ラウンドを示しています。

企業アプリケーションは2.3 billionドルでセクターの先頭を走り、リテールは2 billionドルを誘致。また、交通・物流技術は前年比17％増の1.79 billionドルを集めました。IPO活動も盛んで、2025年の前9か月には26社が上場し、不動産・建設技術と企業アプリケーションが先頭を走りました。

新たに4社のユニコーン企業が誕生し、インドのユニコーン企業の総数は122社に達しました。また、Zerodhaは最も利益を出しているユニコーンとして、2023年～2024年に12億ドルの収入と6.63億ドルの利益を報告しています。

インドの最も活気あるスタートアップシーンに関するこれら最新のトレンドと数字は、起業家や投資家、将来のイノベーターにとって貴重な洞察を提供しています。

出典 : https://www.businessworld.in/article/india-s-tech-funding-slips-23-in-9m-2025-to-7-7-bn-but-unicorns-and-ipos-signal-resilience-573288