インド発AI医療スタートアップ、Qure.aiが巨額資金調達

2016年にプラシャント・ワリアーによって設立されたインドのメドテックスタートアップ、Qure.aiは、医療画像診断のための人工知能(AI)を利用しています。主に脳損傷や胸部疾患などをAIを使って検出することが可能で、そのアルゴリズムは、レントゲン、CTスキャン、MRIの異常を医師の診断よりはるかに迅速に検出するとされています。
最近、Qure.aiはLightspeed Venture Partnersと360 ONE Asset Managementの共同主導によるシリーズDの資金調達ラウンドで6500万ドル（約54.3億ルピー）を調達したと報じられました。この資金調達には、Merck Global Health Innovation FundやKae Capitalなども参加し、新たな資金を使ってアメリカなどの市場への拡大、GenAI基礎モデルの改良、買収資金に充てる計画です。
一方、healthtechのユニコーン企業であるInnovaccerも、2億ドルから2.5億ドルを目指し、Kaiser Permanenteなどと資金調達に関する話し合いを進めているとのことです。
インドのメドテック業界は、デジタルヘルスの導入、AIの統合、ウェアラブルテクノロジーの台頭によって大きく変貌を遂げつつあります。

出典 : https://inc42.com/buzz/qure-bags-65-mn-to-build-ai-based-products-for-disease-detection/