宇宙への野心：インドスタートアップが実現へ前進

バンガロール発の宇宙技術スタートアップであるAkashalabdhi Pvt. Ltd.は、宇宙空間で活用される拡張可能な居住区や軍事用途にも対応できる防衛ソリューションを専門としています。同社は、$1.2 millionのプレシード資金を調達しました。この資金は、企業の拡張可能な宇宙居住区「ANTARIKSHAB」の開発を加速させるために使われる予定です。

ANTARIKSHABは軌道内物流、微小重力下での研究、居住スペース、防衛アプリケーション向けに設計されています。創業者のSiddharth Jena氏は、「われわれの目標は、デュアルユース技術の革新により、軌道インフラと宇宙居住の分野でインドを世界の最前線に立たせることだ」と強調しています。

さらに、Akashalabdhiは資金を利用して、膨張可能なソーラー配列やアナログ居住区研究、最小限の実用製品の軌道への打ち上げなど、その他のイニシアチブも推進する計画があります。これらのプロジェクトは、商業宇宙研究だけでなく、防衛級の軌道インフラのキープレイヤーとして同社を位置づけることを目指しています。

Akashalabdhiは、インドの一流の学術革新エコシステムであるFSID、インド科学院（IISc）、TIDES、IIT Roorkeeでのインキュベーションを経て、KickSky Acceleratorからの支援も受けて育ってきました。これにより、革新的なアイディアを実用化するための最先端の研究と技術的専門知識へのアクセスが提供されています。

同社のビジョンは、宇宙での居住可能な空間、宇宙物流、防衛対応の宇宙インフラのグローバルな需要に応え、インドの宇宙経済分野で独自の地位を築くことにあります。ANTARIKSHABや関連プロジェクトを進めることで、Akashalabdhiは宇宙インフラストラクチャの未来に向けてインドの野心と調和した姿勢を示しています。

出典 : https://www.cxodigitalpulse.com/akashalabdhi-secures-1-2m-pre-seed-funding-to-develop-expandable-space-habitats/