デリー政府車両の環境問題、官民車数千台が規制違反か

デリー運輸局は、首都に登録された非電気自動車（非EV）約3万台のうち、約12,399台が2025年6月時点で有効な排出ガス検査証明（PUC）を持っていないことを、インドのグリーン法廷に報告しました。
約14,569台が規制に準拠している一方で、およそ4,027台の状況は不明です。同各局は、6月だけで1,360台の政府車両がPUC期限切れとみなされ、給油所で自動ナンバープレート認識（ANPR）カメラによって検出されたと付け加えました。

昨年12月、デリー政府のほとんどの公用車が使用期限を超えているとの訴えがあり、NGTは運輸局へ通告を出しました。この訴えは、デリー政府が自らが施行責任を負うGRAP命令に違反していると主張するBJP党のジテンドラ・マハジャン議員が起こしたものです。
マハジャン議員は、自身が使っていた古い公用車が過剰な大気汚染を引き起こしていることに個人的な経験を基にこの訴えを提出しました。

運輸局は9月22日付けの報告書で、マハジャン議員から提供されたリストに基づいて車両を調査した結果、102台が政府車両で4台が私有車だったと述べています。
その中で30台が有効なPUCを持っており、60台が無効で違反切符を切られました。さらに6台が廃車とみなされ、2台が廃車処理中でした。他の3台は使用されていない車両であり、ライフサイクルの終わった5台の車両には所有者への通知が発されました。

出典 : https://auto.economictimes.indiatimes.com/amp/news/aftermarket/over-12k-govt-vehicles-found-without-puc-certs-delhi-govt-to-ngt/124446893