インドスタートアップの新潮流！セカンダリ市場での大型取引

インドのスタートアップ界隈において、セカンダリ取引への関心が高まっています。「Oister Tribe Ace Fund 1」と名付けられた新ファンドが、シリコンバレーのVC企業Tribe CapitalとインドのOister Globalによって設立されました。このファンドは、インドのスタートアップにおけるセカンダリ取引専用の初めての投資ファンドとして、500百万ドルを目標資金に次の２年間で投資を行う計画です。

さらにインドでは、2024年の前半だけでスタートアップのセカンダリ取引が12件以上行われるなど、市場が活発化しています。特に初期投資家がCapillary、ixigo、Urban Companyなどのスタートアップから手を引く事例が見られました。新たな投資家にとっては、これらの取引が割安で非常に魅力的な入口となる傾向があります。
このような動きは、インドのスタートアップの生態系をさらに活性化させ、優れたユニットエコノミクスを持つ企業によるIPOの準備が進む中で、セカンダリ市場の需要が高まることが予想されます。

出典 : https://inc42.com/buzz/tribe-capital-partners-oister-global-to-launch-500-mn-secondaries-fund/