苦戦するネオバンク、支出削減でも減収―インドの「OPEN」の挑戦

財務年度2024年、バンガロールに拠点を置くネオバンキングスタートアップ「OPEN」は、収益の喪失に直面しながらも、総支出を削減しました。

オペレーションからの収入は17%減の24.8Crルピーに下降し、このためにかかる費用は1ルピー稼ぐのに7.84ルピーまで上昇しました。

総支出は、前年度の296.5Crルピーから34%減の194.6Crルピーに減少しましたが、社員給付支出が117Crルピーで最大の支出部門でした。

また、情報技術費用や広告支出もそれぞれ減少しました。

ペースを上げることに苦労しているこのスタートアップは、ジェイコブ、アニッシュ・アチュータン、アジーシュ・アチュータン、マベル・チャッコの共同創業で2017年に設立され、中小企業向けにビジネスバンキングや支払い、経費管理ソリューションを提供しています。

サービスの売り上げが収入源であり、サブスクリプション収入とサービスの手数料が2つの主要カテゴリーです。

他の収入を含めると、総収入は前年度の53.1Crルピーから13%減の46.1Crルピーに減少しましたが、ネット損失は30%減の170Crルピーに改善されました。

2017年の創立以来、ベンガルールを拠点とする「OPEN」は現在、年間で300億ドルの取引を処理すると主張しています。

今後も、インド準備銀行（RBI）から決済アグリゲータとして運営する最終承認を受け、資金調達を進めるなど、さまざまな動きが注目されています。

出典 : https://inc42.com/buzz/open-spent-inr-195-cr-to-earn-inr-25-cr-revenue-in-fy24/