インド初の診断迅速化プラットフォーム「Fastest.Health」、資金調達

ムンバイに本拠を置くヘルステックスタートアップ「Fastest.Health」は、インド初のクイックサービス診断（QSD）プラットフォームとして、1.2 Crルピーの資金を先行調達ラウンドで獲得しました。この資金は、マーケティングや営業の強化、技術のアップグレード、新興市場への拡大、重要人材の獲得に使われる予定です。

同社は、サンプルの採取からレポートの配信まで、最速15分で対応するサービスをムンバイとナビムンバイ地域で提供しており、迅速かつ信頼性の高い診断ソリューションの強みを生かしています。設立は2025年1月で、経験豊富な診断、物流、eコマース、技術の専門家がリーダーシップチームを形成。

インフレクション・ポイント・ベンチャーズ（IPV）の創業者ヴィナイ・バンサル氏は、「Fastest.Healthは速さと信頼、アクセスの容易さで医療の新しい標準を創っている」と評しています。さらに、このプラットフォームは医療の需要速度に合わせて、認定されたNABL公認のラボを背景に、迅速なヘルスケアの提供に注力しています。

ユーザーは専用アプリをiOSおよびAndroidで利用可能です。Fastest.Healthは、インドの診断市場が2023年の140億ドルから2026年にかけて約200億ドルまで成長すると見込まれており、速さと正確性を両立させたFastest.Healthの有望な未来が期待されます。

出典 : https://www.bwdisrupt.com/article/fastest-health-bags-rs-1-2-cr-pre-seed-funding-574816