インドの配達スタートアップが大規模資金調達！ギグワーカーに新時代到来か

インドの新興速達サービス企業「Zepto」が、なんと$450M（450ミリオンドル）を調達し、評価額は$7B（7ビリオンドル）に達しました。
これは同国のスタートアップ史上でも大規模な事前IPO（上場前）調達ラウンドの一つです。
しかし、単なる大型資金調達のニュースを超えて、この出来事は10分配送のリーダー企業の一角として、ギグワーカーたち、つまり非正規雇用の労働者たちの働き方に大きな影響をもたらすでしょう。

次の12〜18ヶ月で、Zeptoの急成長により30,000〜50,000もの新しい配達の仕事が生まれる可能性があります。
これらは特にZeptoが進出予定の、Tier 2やTier 3といった中小都市圏で重要となります。
さらに、競合他社との競争が激化することで、より良いインセンティブと労働条件がギグワーカーたちにもたらされるかもしれません。

2020年に制定されたインドの「社会保障法」には、ギグ・プラットフォーム労働者に関する規定があり、これにZeptoが早期に準拠することで労働者保護が進められる可能性があります。
また、若者雇用の急増も期待されており、インド全体の7.7百万のギグワーカーにとって、新たな局面が開けることが期待されています。
Zeptoのこの成長を責任を持って実行すれば、スピードと尊厳、規模と社会的影響という新しいプラットフォーム資本主義の基準を打ち立てるかもしれません。

出典 : https://www.indianweb2.com/2025/10/zeptos-450m-funding-boon-for-indias-gig.html