インドで広がるローカル言語のインターネット：Lokalの挑戦

インドのインターネットは、大都市圏を超えて、地域密着型の社会メディアサービス「Lokal」の進化とともに広がっています。2018年に設立されたLokalは、地方言語によるハイパーローカルコンテンツ提供から出発し、今では分類広告の提供に加え、さまざまな言語でのサービスアプリを立ち上げています。

Lokalの共同創業者であるジャニ・パシャ氏は、インターネットの初期段階はコミットメントの低いコンテンツ消費から始まり、次いで分類広告や相互の繋がりに至り、決済ゲートウェイのようなインフラ投資が進むにつれて、インターネットは至る所に広がると述べています。

パシャ氏と共同創業者のヴィプル・チョーダリ氏は、各地域の言語でインターネットを利用できるようにすることがLokalの出発点でした。全国規模でインターネットが普及すれば、言語の壁を超えられるとの考えから、日々のユーザー同士のやり取りが活発に行われるハイパーローカルソーシャルメディアアプリを開発しました。

最終的にユーザーの密度が高まったことで、2021年には仕事や結婚情報などの分類広告サービスを開始。過去2年間で、UPIの普及に伴い、Lokalは分類広告製品を専門に提供し、社会メディア、仕事、結婚情報、農業相談、占星術、教育娯楽コンテンツ、ウェルネス、キャリア、金融など53種類のアプリを10の異なる言語で展開しているのです。

出典 : https://www.forbesindia.com/article/enterprise/startups/lokal-wants-to-build-internet-afresh-for-the-non-metro-user/2988241/1