インドのフィンテック企業Growwが株式公開—IPOで驚異の利益を期待

ベンガルールを拠点とするオンライン証券会社Growwが、今年インドで最も注目されるIPOの1つに向けて準備しています。この公開市場での売出し（OFS）によって、初期の支援者たちが非常に大きな利益を手にします。

例えば、投資会社のPeak XV Partnersや、有名なスタートアップアクセラレーターのY Combinator、そしてリビットキャピタルは、合わせて約4,340 Crルピーを手にする見込みで、最大で5,135%という驚異のリターンを享受することになります。

このIPOは11月4日から7日まで公開され、新たな資金1,060 Crルピーと、初期投資家による55.72 Crルピー分の株式が売り出されます。この時のGrowwの親会社であるBillionbrains Garage Venturesの評価額は約$8 billion（約70,400 Crルピー）に上ります。

2016年に創業されたGrowwは、株式取引アプリから資産管理、商品取引、マージン取引や株式担保ローンなどを提供する金融サービスマーケットプレイスへと成長してきました。同社は2025年度に約1,824 Crルピーの純利益を報告し、前年度の約805 Crルピーの損失から劇的な回復を遂げました。インド証券取引所の小売投資家の中で、シェア26.3%を誇り、業界リーダーのZerodhaに迫る存在になっています。

このIPOが成功すれば、Growwは、PaytmやZomatoに加え、収益性に焦点を当てたビジネスモデルでインドのフィンテック成功事例の1つと見なされるかもしれません。

出典 : https://m.economictimes.com/markets/stocks/news/groww-ipo-promoters-to-pocket-rs-40-crore-set-for-up-to-4950-windfall-as-fintech-unicorn-readies-for-listing/articleshow/124938092.cms