インド発AIスタートアップ、ビザ申請の効率化で急成長

スタンプ・マイ・ビザ(StampMyVisa、以下SMV)は、AIを駆使してビザ申請プロセスを効率化するB2Bサービスを展開しているインドのスタートアップです。Unicorn India Ventures (UIV)が主導する橋渡し資金調達で4 Crルピーを調達し、UIVは以前にも6.6 Crルピーを投資していました。
新たな資本は会社の成長、マーケティング活動、そして最近買収したTeleportの統合資金として充てられます。
SMVは過去6ヶ月で、そのAIエンジンNucleusを用いて約75,000件のビザを処理し、99.5%の高い成功率を維持して4倍の収益増を達成しました。

CEOのラフル・ボルデは「インド経済の成長によって仕事、学業、レジャー目的での海外渡航が増加していますが、ビザ申請はまだ手動作業が多い。私たちのAIプラットフォームは、エージェントや企業、OTAが80カ国以上のビザを処理することを可能にします」と述べています。
さらに、ビザ拒否時に予約価値を返金するSMV Insureや、国際ローミングよりも40%安価なグローバルなインターネット接続を提供するeSIM製品、SMV Globalなどプレミアムサービスも導入しました。

今後SMVはGCC諸国へのビザ技術インフラの拡大や、SME向けの信用・決済ソリューションなどのフィンテックインフラを構築予定です。同社は産業平均の2日かかるプロセスを5分で完了できるようになることを目指しており、来年度にはさらなる大規模なシリーズAラウンドの資金調達を計画しています。

出典 : https://www.bwdisrupt.com/article/stampmyvisa-raises-rs-4-cr-bridge-round-led-by-unicorn-india-ventures-577403