インドの物流ユニコーン企業、IPOに向け躍進

インドのEコマース強化プラットフォームであるShiprocketが、250億ルピーの新規公開株式（IPO）を行うため、インド証券取引委員会の承認を得ました。
この情報はYourStoryが情報源と確認しており、同社は数週間内に更新された予備的な株式目論見書を提出する計画です。
一部報道によると、IPOのサイズの約半分は新しい発行分となる見込みですが、大手投資家のZomatoとTemasekはIPOから手を引き、売り出しに参加しないとしています。一方、創業者や初期投資家は一部の株を売却する予定です。

ShiprocketはIPOに向けて、FY25に初めて全年度のポジティブなキャッシュEBITDAを報告することで収益性を向上させました。その結果、本業のEBITDAは157億ルピーに倍増しました。
同時に、会社の収益は前年比24%増の163.2億ルピーに上がり、物流事業の拡張と新しい垂直分野への迅速な拡大によって牽引されました。
加えて、FY24に59.5億ルピーだった純損失は大幅に減少し、7.4億ルピーになりました。この現在の損失の大部分は、9.1億ルピーの株式報酬に関する非現金経費に起因しています。
Delhiを拠点とするこの物流ユニコーンは、今年早々YourStoryが報じた通り、静かにクイックコマース分野で計画を拡大しており、最小運用商品（MVP）段階の新サービスは、最終配送パートナーのネットワークを通じて、Delhi、Bengaluru、Mumbaiを含む6都市で、毎月30万〜40万件のクイックコマースの配達を処理しています。

出典 : https://yourstory.com/2025/11/logistics-unicorn-shiprocket-gets-sebi-nod-for-rs-2500-crore-ipo