インドの電動バイクメーカー、遂に黒字化！オーラ・エレクトリックの新たな一歩

オーラ・エレクトリック社は、2025年9月期に電動二輪車事業で初めて利益を記録したと発表しました。これは同社にとって重要なマイルストーンであり、前四半期の5.3%の損失から税引き前利益0.3%を達成しました。

さらに、同社はコア事業から収益を上げる能力を示す、初のプラスのEBITDA(利息、税金、減価償却前の利益)を報告しています。自動車の粗利益率も前四半期に比べ5.1ポイント上昇し30.7%に到達し、ほとんどのガソリン二輪車会社よりも高い成果を示しています。

この成果は、政府のインセンティブに頼ることなく、コスト削減と効率向上によって得られたものです。生産連携インセンティブ(PLI)スキームからの貢献は約2%にすぎません。同期間、オーラ・エレクトリックは690クロールピーの収益を上げ、52,666台の車両を納車しました。

企業は製造コストと運営費の削減を進め、自動車の運営経費は前年比で258クロールピーに減少し、グループ全体の支出も416クロールピーに減りました。この効率化により、今後2年間でさらにコストが低減されると予想されています。

電動車市場の競争激化の中、オーラ・エレクトリックは利益を維持しながら、年間約1 lakh (100,000)台の車両納品を目指しています。FY26の最終四半期には新モデル「オーラ・シャクティ」の納車を開始し、年間3,000から3,200クロールピーの収益を見込んでいます。

FY26年末までには、自動車事業の粗利益率は約40%、EBITDAマージンは5%に達すると期待されています。また、バッテリーセル製造ユニットが第4四半期から収益に貢献し始め、FY27初頭にはそのマージンが30%に到達すると予測されています。

インドの電動二輪車市場は、価格の値下げや競争の激化により需要が減少していますが、この変化がオーラ・エレクトリックの新たな転機となりうると分析家はみています。

出典 : https://yourstory.com/2025/11/ola-electrics-auto-business-turns-profitable-in-september