インドのエドテックユニコーンPhysicsWallah、上場への野心

インドのエドテック業界が新たな局面を迎えようとしています。ユニコーン企業と呼ばれるPhysicsWallahが、11月11日に初の公開株式オファリング（IPO）を実施することを発表しました。一株あたりの価格帯は103～109ルピーで、上場後の評価額は約31500Crルピーを目指しています。これは、自社最終評価から約35%のプレミアムです。

この公開株式オファリングを通じて、PhysicsWallahは3100Crルピーの新しい資金を集めることを目論んでいます。共同創業者であるアラク・パンデイとプラティーク・マヘシュワリは、合わせて380Crルピーの株式を売却する予定です。

株式は11月11日から13日までの間、申し込みが可能で、上場は11月18日にインドのNSEおよびBSEで行われます。PhysicsWallahは、Byju’sの失墜に続き、エドテックセクターで株式市場に上場する初のインド企業となります。

新設されるオフラインおよびハイブリッドセンターの設立、既存センターのリース支払い、子会社への投資、買収などに新たな資金を使用する計画も発表されました。

企業は、アカシュインスティテュートやアレンキャリアインスティテュート、アナカデミーといった企業とテスト準備セグメントで競合しています。

PhysicsWallahは、インドのエドテック界で新たな歴史を刻む存在です。この注目すべきIPOと共に、どのような展開が待っているのか注目が集まります。

出典 : https://economictimes.indiatimes.com/tech/technology/physicswallahs-rs-3480-crore-ipo-to-open-on-november-11-with-price-band-of-rs-103-109-per-share/articleshow/125123837.cms