インドのフードデリバリー競争が激化！Swiggyが10分配達サービス「Bolt」を開始

インドにおける食品配達市場がますます競争を激化しています。先月、インドのフードテック大手であるSwiggyは、ベンガルールの数カ所で「カフェ」という新サービスを立ち上げ、おやつや飲み物を15分で届ける取り組みが報じられました。これに続き、Swiggyは「Swiggy Bolt」という新たな配達サービスを展開し、提携する人気レストランやQSRチェーンからの食品を10分で顧客に配達すると発表しました。

現在「Bolt」はベンガルールやハイデラバード、ムンバイなど6都市で運用中です。Swiggyはローカルのお気に入りやKFC、Burger King、Starbucksなどの有名国内ブランドを取り揃え、バーガーやビリヤニなど、準備時間の少ない料理を中心に提供しています。

また、SwiggyのCEOであるロヒット・カプール氏は、このサービスをインド全国で展開する計画を見据えています。Swiggyは、IPOに向けて動き出しており、新たな株式の発行を500億ルピーに増加することに株主からの承認も得ています。このIPOでは1.853億ルピーの株式売却も予定されています。対抗するZomatoも類似サービスを開始しましたが、固定費を賄うだけの日次ボリュームに達していないとして、事業の方向性を見直しています。
インドのフードデリバリー市場では、これからも新たな展開が期待されています。

出典 : https://inc42.com/buzz/swiggy-launches-10-minute-food-delivery-service-bolt/