インドスタートアップ界の給与動向、総額179.3 Crルピー！インサイトを提供する「ファウンダーサラリー・トラッカーFY24」

インドのスタートアップ市場を厳しい資金集めの冬が襲い、FY24では経営者たちの平均給与が前年度に比べ33%減少し、4.21 Crルピーまで下がりました。この背景には、2022年に発生したロシアとウクライナの戦争による投資家の資金締め付けや、2020年と2021年の好況期からの転換があります。

経営者たちの年収は様々で、「ファーストクライ」の創業者スーパム・マヘシュワリ氏が103.8 Crルピーを受け取り首位を守りましたが、前年度の200.7 Crルピーからは大幅に減少しました。同じく、インドのスタートアップ21社の38人のファウンダーたちの年収総額は179.3 Crルピーとなりました。

これらのデータを、「Inc42」が提供する「ファウンダーサラリー・トラッカーFY24」で追えます。スタートアップ企業の深い財務状況や、創業者たちの給与動向、前の財政年度と比べた給与の増減など、詳しい情報が記載されたこのトラッカーは、随時更新されます。

この報告は、企業の合算運転収益や利益、さらには創業者の報酬などに焦点をあてたもので、インドスタートアップ業界の現状とその課題を明らかにしています。FY24の第一半期には、この傾向に変化は見られず、多くのスタートアップがコストカットや人員削減に迫られた様子が伺えます。読者には貴重な情報提供のひとつとなるでしょう。

出典 : https://inc42.com/features/founder-salaries-tracker-fy24-how-much-did-startup-founders-earn/