ソフトバンク、インド市場での賢い戦略と巨額利益

日本の大手投資企業ソフトバンクグループが、今年第3四半期に2.5兆円の利益を報告しました。この利益の大部分は、ビジョンファンド投資部門からのものです。ビジョンファンドを通じて、同社は世界中の大手テック企業に投資をしており、特にインド市場での成果が光っています。

ソフトバンクはチャットボット「ChatGPT」を開発したOpenAIなど、人工知能企業への投資を強化。OpenAIに関連するジョイントベンチャーにも参加し、アメリカでの大規模AIインフラの構築に取り組んでいます。

一方インドでは、フードテック大手のSwiggyや電気自動車メーカーのOla Electric、そして眼鏡のLenskartの3社が上場しましたが、ソフトバンクはこれらのIPOを通じてSwiggyを除き、株式の売却を実施。Lenskartの上場では、IPOにもかかわらず評価額の高さが懸念される中、25百万株以上を売却し、投資額の5倍にあたる987 Crルピー（約110 millionドル）を手に入れました。しかし、同社株の13%以上を保有し、その公正価値は約10億ドルに達しています。

このように、インド市場での投資戦略を継続的に見直しながら、巨額の利益を上げるソフトバンクの戦略は、投資先企業の成長とともに今後も注目されそうです。

出典 : https://yourstory.com/2025/11/softbank-records-third-consecutive-quarter-profits-reports-162b