インドのフィンテック市場、IPOで新たな躍進！Pine Labsの挑戦とは

Techcrunchの報道によると、PayPalとMastercardを支援者に持つ決済技術企業Pine Labsが、インドで約440 millionドルのIPO（新規株式公開）を実施しました。
IPO当日には14%の株価上昇を見せ、評価額の上限で落ち着いたことで、昨年のインド市場における最も影響力のあるフィンテックイニシアチブの一つとなりました。

株式は初日に₹242ルピーで取引を開始し、一時₹284ルピーまで上昇しましたが、終値は₹252ルピーで約289 billionルピー（約3.3 billionドル）の市場価値を付けました。

IPO前の評価額が昨年の5 billionドルを下回りますが、Pine Labsは今もインドのフィンテック部門を牽引し、グローバル市場でも拡大を支援する企業とされています。

Pine Labsは1998年設立で、現在は20市場で事業を展開しており、マレーシアやシンガポール、オーストラリア、UAE、アメリカ、アフリカの一部地域に進出しています。当初は小売業者向けの端末供給業者でしたが、現在は請求書支払い、商店サービス、取得の集約を行う幅広い決済プラットフォームへと進化しています。

Razorpay、Paytm、PhonePeなど、他のプレイヤーと競争する中で、6月の業績は₹47.86 millionルピー（約$540k）の純利益を確保し、前年の₹278.89 millionルピーの損失から利益を生み出しました。

2025年、インドはIPO市場で$34.34 billionを調達し、フィンテック、テクノロジー、電子商取引、製造業が公開を検討していることが分かります。Pine Labsもまた、国内の成長著しいオンライン利用者向けに新たな製品やサービスを提供していく計画です。

出典 : https://mezha.net/eng/bukvy/pine-labs-ipo-raises-440m-fintech-firm-gains-14-on-debut/