インド通信界の詐欺対策大幅強化！悪用された接続を断ち切る厳戦態勢

インドの情報通信省は、国際詐欺電話をはじめとする通信関連の犯罪に対処するための一連の厳しい対策を実施しています。詐欺に使われた約1.77Crの携帯電話接続を遮断し、33.48Lakhのサイバー犯罪に利用されていた接続をブロックすることに成功しました。さらに、11Lakhの銀行口座を凍結し、71,000のSIMエージェントをブラックリストに登録。また、365件の警察による報告書が各州で提出されています。

詐欺電話対策の一環として、インドからの発信に見せかける不正な国際電話を遮断する2段階のシステムが計画されています。第1段階では、4.5Mnの予想される不正な通話のおよそ3分の1をブロックすることができています。第2段階では、全ての通信事業者による詐欺電話の排除を目指しています。

デジタルインテリジェンスユニット（DIU）、サンチャール・サーティポータル、デジタルインテリジェンスプラットフォーム（DIP）など、市民向けのプラットフォームも導入。これらは、盗難や紛失した携帯電話の報告、購入前のモバイル端末の確認、不審な通信の報告ができるように設計されています。

加えて、テレコム・レギュラトリー・オーソリティ・オブ・インディア（TRAI）は、迷惑電話や詐欺師への対策として、1Cr以上の携帯電話接続を遮断しました。着信時の名前表示を義務付ける動きもあるということですが、技術的な課題のため計画の実装には遅れが生じています。

出典 : https://inc42.com/buzz/dot-rolls-out-new-system-to-block-spoofed-international-calls/