インドのExicom、米国DC急速充電技術企業を3700万ドルで買収

インドの電気自動車（EV）充電ソリューションを手掛けるExicomが、アメリカに拠点を置くDC（直流）急速充電技術の企業Tritiumを3700万ドル（約310クロールピー）で買収したことが、同社のトップによって明らかにされました。

この買収により、Exicomはハイデラバードに設立予定の製造施設でTritiumの技術を使用し、EV向けの充電ソリューションを開発します。該当施設は2025年末までの稼働開始を目指しています。

買収は英国、オランダ、米国、オーストラリアの4つの主要地域を含む包括的なディールであり、Tritiumの従業員全員がExicomに引き継がれることになりました。

また、Tritiumの充電器はインドの過酷な気候条件に適しており、-20度から55度の温度範囲での使用に耐えうることから、インドのEVインフラの信頼性と効率を向上させると期待されています。Tritiumの顧客にはBP PulseやShell Rechargeなどの世界的ブランドが含まれています。

Exicomは、自宅用EV充電市場で40％のシェア、公共充電市場で25％のシェアを持っていると主張しており、顧客にはMGやTata、ヒュンダイなどの自動車企業が名を連ねています。

出典 : https://yourstory.com/2024/10/exicom-acquires-us-ev-charging-company-tritium-310-crore