インドのスタートアップ関連ニュース：資金調達活況と新ユニコーン企業の登場

2024年の第3四半期（Q3）、インドのフィンテック分野が投資家から引き続き注目を集め、45件の取引で合計677ミリオンドルを獲得しました。
同四半期には、数年にわたる資金調達の冬を乗り越え、インドスタートアップエコシステムに春の訪れを示す兆しが見え始め、ユニコーン企業としての地位を得たスタートアップも登場しました。
特に、急速な商取引が盛んな中、ZeptoやPhysicsWallah、Rapidoといったスタートアップが100ミリオンドルを超えるラウンドを引き上げる大型取引を成功させています。

これにより、2024年の9月までの9か月間でインドのスタートアップは前年比で約9億ドルに迫る8.7億ドルを調達、前年同期の7.2億ドルから着実な成長を遂げました。
シード、成長期、後期段階各ステージでの調達も増加し、特に後期段階での投資は前年比115%増の2.1億ドルを超えました。

インドのITハブとして知られるベンガルールは引き続き頭角を現しており、インドのシリコンバレーであるベンガルールのスタートアップが81件の取引で合計11億ドルを調達。
デリー国立首都圏が59件の取引で8.76億ドルを調達し、ムンバイを追い抜き全国で2番目に多くの資金を調達した都市となりました。
これらの活発な動きは、インドが世界で3番目に大きなスタートアップエコシステムであることを強く示しています。

出典 : https://inc42.com/buzz/indian-startup-funding-doubles-yoy-to-3-4-bn-in-q3-2024/