インド発、次世代EVチャージングインフラの展望

ムンバイを拠点とする新興企業ACS Energyが、ソマイヤ・ヴィディヤヴィハール大学出身のアルムナイによって立ち上げられ、1.1 Crルピーの資金を調達しました。このスタートアップは、住宅街や高層ビル向けのEV（電気自動車）充電ソリューションの開発に注力しており、インドのEVエコシステムで成長が見込まれる市場に対応しています。

ACS Energyは、顧客の利便性を考慮したモジュラー設計の充電器を提供し、これまでに250台以上のAC EV充電器を設置。この充電器使用により、8万トン以上の二酸化炭素排出を抑制し、60万キロメートル以上のクリーンな移動を実現しています。

付加価値としてACS Energyは、支払いと充電管理システム「ACS.Pay」も導入。これにより、UPIベースのエネルギー課金や、遠隔モニタリング、ユーザー認証、スマートアクセス制御が可能になっています。

ソマイヤ・ヴィディヤヴィハール大学では、リィドル・ソマイヤ・ヴィディヤヴィハールが創設したイノベーションエコシステムを活用し、アイデアから事業化までスタートアップを支援。このエコシステムは、国内外での実績を重ねて評価され、イノベーションに関する国家賞も受賞しています。

このような環境のもと、ACS Energyは着実にその技術を進化させ、インドだけでなく、新興市場におけるクリーンエネルギーの解決策を提供していくことを目指しています。

出典 : https://www.tribuneindia.com/news/business/svu-supported-and-riidl-backed-startup-acs-energy-secures-inr-1-1-crore-in-funding/