インドの物流スタートアップBlackBuck、IPO承認を受け株式市場へ

インドの物流スタートアップBlackBuckがIPOの承認を得たことが注目を集めています。
この企業は、トラッカーや貨物オペレーターへのオンライン市場を提供するという、ユニークなビジネスモデルを展開しています。
設立からわずか数年で、インドで有数の物流サービスとして認知されており、その技術プラットフォームはリアルタイムでの輸送ニーズに応えています。

BlackBuckはIITカルグプルの卒業生によって2015年に設立され、インド国内で幅広く事業を展開。
物流市場で発展を続ける中、今期の営業収益は前年比69%増の296.9 Crルピーを達成。
それにもかかわらず、依然として赤字が続いているものの、純損失は前年の290.4 Crルピーから30%以上減少し、194 Crルピーとなっています。

投資家にはPeek XV、Accel、Tiger Globalなどの名前が連なり、今年7月には初期公開申請書(DRHP)の提出も完了。
今後は、200 Crルピーを営業・マーケティング費用に、140 Crルピーを子会社のBlackbuck Finserve Private Limitedへの投資に充てる予定です。

他にも、インド国内でIPOが盛り上がっている中、Swiggy、Ather Energy、MobiKwikをはじめとしたスタートアップの公開も予定されており、BlackBuckの動向がその後の市場に与える影響に関心が集まっています。

出典 : https://inc42.com/buzz/blackbuck-gets-sebi-nod-for-inr-550-cr-ipo/