インドのフィンテック界をリードするTijori Financeの野望

インドのストックブローカリッジ会社Zerodhaが、AI化された市場製品への展開を視野に入れた重要なデータパートナーであるTijori Financeに500万ドルを投資しました。
Tijori Financeは、AIを駆使した製品のスイートを小売投資家だけでなく企業顧客や国際市場を対象に拡張し、共同創業者のSiddharth Hegde氏がインタビューで述べています。
同社は現在、Zerodhaの取引アプリKiteで基本データを提供し、ユーザーをプラットフォームに誘導しています。しかしながら、収益の大部分は企業からのものになるとの見通しです。

Tijori Alertsと呼ばれるサービスでは、日に約4000件の取引所の提出書類を分析し、WhatsAppやメールを通じてアクションに移すべきアップデートを送信しています。また、Concall MonitorというフラグシップAIツールを持ち、アナリストコールにリアルタイムで参加し、要約やダッシュボードをコールが終了すると同時に生み出すことができます。

同社は14,000人を超える有料顧客を抱え、Zerodhaとの提携からも別の収入を得ています。Hegde氏は、Atlasデータベースを武器に、AIの展開を規模として展開するためのインフラと人材が必要だと述べています。そのため、アメリカの先進市場への拡大も自然な流れと捉えており、国内市場が安定すれば国際的な規模に進出する計画です。

出典 : https://yourstory.com/2025/11/tijori-raises-5m-from-zerodha-to-expand-its-ai-product-suite